子宮がん検診を受けよう! 
| ZARDの坂井泉水さんが亡くなられました。 この報道で、坂井さんが子宮頸がんで闘病中だったことを知りました。 子宮頸がんが直接の死因ではありませんでしたが、この病気になっていなければ 彼女はこんなに早く天国に行ってしまうことはなかったのではないでしょうか。 日本における子宮頸がん患者の特徴は、罹患年齢が低年齢化しているということです。 例えば、50歳代でがんにかかったとしても、「まだ若いのに・・・」と言われがちですが、 乳がん・子宮がんといた女性特有のがんは、30歳を超えるとなってもおかしくない年齢、と言われています。 従って、女性は、30歳を過ぎたら当たり前に検査を 受けなければいけないということなのです。 乳がんと同様、子宮頸がんは、定期的に検査を受ければ早期発見により100%完治が可能な病気です。 ここ、MT☆kikoの検査室で、子宮頸がんについて少し学習してみましょう。 「子宮頸がんって、どんな病気?」 「どうして子宮がんになってしまうの?」 「子宮頸がんになりやすい年齢は?」 「子宮頸がんの症状って?」 「どんな検査を受ければいいの?」 「細胞診」 「HPV検査」 「子宮体がんについて」
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☆ 子宮頸がんって、どんな病気? 子宮がんにはがん細胞の発生部位によって、子宮頸がんと子宮体がんと2種類に分類され、 その割合は8割が子宮頸がんと言われています。 単純に発生場所の違いだけではなく、子宮頸がんは扁平上皮ががん化する扁平上皮がんであり、 体がんは腺細胞ががん化する腺細胞がんです。 つまり、この2つのがんはまったく種類が違うものなのです。 しかし、どちらもほうっておけば骨盤、腹部リンパ節などに転移し、やがては全身に転移してしまいます。 ☆ どうして子宮がんになってしまうの? 子宮頸がんの原因は“ヒトパピローマウィルス(HPV)”の感染と言われています。 HPVは性行為によって感染し、性交渉の経験がある女性なら半分以上は感染したことが あるとも言われています。 普通、HPVは一過性感染で消失するようですが、持続感染すると子宮頸部の細胞が異形性を起こし、 がん化すると言われています。 HPVと子宮頸がんの関係はまだまだ完全に解明されたわけではありませんが、 現在では、HPV感染から10年以上の時間を経て細胞ががん化すると言われています。 つまり、子宮頸がんのリスクは10年以上も前から持っているといっても過言ではないのです。 ☆ 子宮頸がんになりやすい年齢は? 乳がん同様、40代が好発年齢と言われていますが、冒頭にも述べたように、 近年は子宮頸がんの罹患年齢が低年齢化しています。30代になったら年に一度、 最低でも2年に一度は細胞診の検査を受けるように心がけましょう。 ☆ 子宮頸がんの症状って? 子宮頸がんの症状は性交後出血や不正出血など、生理以外の出血により見つかる場合が多いようです。 が、がんの初期は無症状のため、症状に気付いてから病院にかかったのではすでにリンパ節に 転移していたり、子宮全摘を余儀なくされたり、手遅れになる場合も少なくはありません。 ですから、無症状だからといって安心してはいられないのです。 ☆ どんな検査を受ければいいの? 子宮頸部の細胞ががん化していないかどうかを調べる「細胞診」、 HPVに感染していないかどうかを調べる「HPV検査」があります。 いずれも子宮頸部の表面を綿棒のようなもので擦り取って細胞を採取し、調べる検査です。 ☆ 細胞診 子宮頸部の細胞を少しだけかきとって細胞を調べ、異形細胞があるかどうか、 あればどのくらいの異形度なのかを調べる検査です。 異形細胞はその度合いによってクラス分けされ、以下のような診断結果となります。 クラス I : 正常である。 クラス U : 異形細胞を認めるが良性である。 クラスVa: 細胞の異形成を認めるが、がんとは言えない。 クラスVb: 細胞の異形成が進んでおりがんに近いものの、がんとは言い切れない。 クラス W : 細胞の高度異形成を認め、上皮内がんを疑う。 クラス X : 細胞はがん化しており、浸潤がんの診断となる。 クラスT、Uは問題ありません。 しかし、クラスVa、Vbはがんとは言えないががんになる可能性の高い状態と言えます。 そのため、クラス分けの判断は非常に厳しいものです。 私が働いていた病院でも、複数の診断士が検査をし、診断を下していました。 そして、クラスWでは上皮内がんを強く疑い、浸潤はしていないものの 子宮頸部の細胞はがん化しているという診断になり、組織診と言って、 細胞だけではなく実際に子宮頸部の組織を採取して調べるなど、 次の検査やなんらかの治療が必要になります。 が、この段階では早期も早期! 適切な治療を受ければ100%完治します。 ☆ HPV検査 HPVに感染していないかどうかを調べる検査です。 でも、結果が陽性(HPVに感染している)だと、将来的に子宮頸がんになるリスクが高い、 ということがわかる検査です。 ☆ 子宮体がんについて 子宮体がんは、女性ホルモンの関係で発生すると言われているものの、まだあまり解明されてはいません。 好発年齢は頸がんよりも高めの50代・60代と言われています。 これらの現状からはっきり言えることは、原因が解明されていない以上、子宮頸がんも体がんも、 誰でもかかる可能性のある病気だということです。 どちらも症状が表れて自覚した時には手遅れ・・・と言うことをよく耳にします。 従って、症状が何もなくても定期的に検査を受けて、早期発見してもらうことが大事なのです。 |